ススキが一番なの? 秋は柿じゃない?

『枕草子』では、秋の花は萩やらヤエヤマブキの花などが素敵と言っています。
けれども、これらの花は秋が深まり散る頃になるといいところがないので、清少納言はススキが一番だとも書いています。

ススキは寒くなっても、頭が白くぼさぼさにに乱れているのも知らずに、
盛りの昔の事を思い出すかのように風になびいてフラフラと立っているのが、
人間のようで趣深いんだそうです。
野の花も枯れ、勢いのあった夏草も枯れてしまって、
ちょっとした、宴会の後の寂さのようなのが漂っているのがいいのかしら?



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万葉集でもこう詠まれています

 人皆(ひとみな)は 萩を秋と言ふよし 我れは 尾花が末を秋とは言はむ
  (みんなは萩が秋の花だと言うけれど、私は尾花こそが秋の花だと言いましょう)
                                     参照:たのしい万葉集より


ススキの花言葉は「活力」「精力」「心が通じる」「隠居」。
ススキは頑丈な根を張って、生命力もあるし元気な植物なのに、隠居して風流人として生きているような人の印象もありますね。
でも、私にはまだ渋いススキの魅力は分かりません。




秋と言えばやはり・・・・ススキより柿ではないでしょうか。

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楕円形で平べったいものが甘い柿だと、私は信じていましたが、それはとんでもない都市伝説です。
先日、これは甘柿だと思ってちぎって食べた柿が渋い柿で、
口の中が粉っぽいような渋に囚われてしまいました。

写真の柿は楕円形の甘い柿です。
柿の形で甘いか渋いかを判断するのはよい方法ではないようです。
実際、先が尖ったような形の柿でも甘い柿だったりするのですから・・・。
あるいは楕円形で甘そうな色つやをしているのに渋柿だったりもします。
自分の家の柿の木の柿ですら様々でよく知らないで、先入観で闇雲にちぎって口にすると大変です。


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今年は柿が豊作です。
1本の木からこれだけ収穫できました。
まだまだ柿の木がたくさんあります。
祖父母の時代は柿を屋敷のまわりに植えるのが流行っていたようです。






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この記事へのコメント

  • カメさん

    未摘花さん古典に詳しくて学がありますね。
    私も萩や八重山吹よりもススキの方が、
    秋のイメージにぴったりしますね。
    私の頭も枯れススキ・・です。
    凄い量の柿を収穫できましたね。
    甘柿も美味しいけど、
    渋柿の干し柿はもっと美味しいですね。
    2009年10月25日 19:16
  • mu.choro狸

    ススキの風になびいてる姿好きですよー、渋いススキの良さかどうか解んないけど、好きです(笑)
    秋は柿だね!そうとも言う。垣根の周りに植えるのが流行りだったとは。
    うちの父も家を建て、柿の木をぐるりと家の周りに植えて満足してましたっけ?でも収穫時期が大変でしたよ。私は竹の先を切って、木を挟み、それで高い所の柿を採ってましたねぇ、懐かしいよー。
    2009年10月25日 19:27
  • あっこちゃん

    先人の方々こそ自然の風の中で秋を感じる感性が研ぎ澄まされいますね。
    色のないススキは他の彩の花々をひっそりと盛り上げてくれるすばらしい脇役です。この脇役にこそ風流を感じますね。

    私も渋柿の渋を抜いた甘い柿や干し柿が大好きです。
    勿論そのままで食べる甘柿も好き!!

    やはり収穫の後、柿の木に一つだけ柿の実を残しておきますか?
    2009年10月25日 19:44
  • オリーブ

    いい歌ですね、花のみならず穂だって秋の花ですもの。穂の上に露でも留まればそれは私の消えそうなあなたへの思い。
    秋づけば尾花がうえに置く露の
      消ぬべくも我は思ほゆるかも
    ススキを詠んだ万葉集の歌はたくさんありそうですね。
    私はこの俳句も好きです。
    山は暮れて野はたそがれの芒かな 蕪村
    そういえばすすきの漢字は色々ありますね。
    薄・薄・尾花・茅・・・
    すすきは生命力が強く一度植えたその根っこの広がりの早いこと、最近では矢筈茅を大きな鉢に植えています。葉の美しいすすきは穂が小さく貧相です。野のすすきこそが歌に詠まれる尾花ですね。
    2009年10月25日 20:27
  • 小春

    未摘花さん こんばんは (〃^∇^)o_彡☆
    私のブログに気持ち玉をありがとうございました。
    「柿」美味しそうですね。好物です。干し柿にしても酢の物にしても
    美味しいですね。
    これからも よろしくお願い致します。
    2009年10月25日 21:11
  • ken/南関

    久々の潤いとなりました。
    草木も水が不足気味でしたが・・・
    我が家には<とんこ柿・富裕柿・渋柿>
    の3種類がありますが、とんこ柿はいつも
    鳥に食べられて「のさる」のは1~2個
    富裕柿もひと霜くれば最高に旨くなりますね。
    渋柿もお正月用に準備しますよ。
    2009年10月25日 21:48
  • ぴあの

    すすきを見ると、お団子を想像してしまう私・・・(ーー;)
    急に、秋が駆け足でやってきました。
    2009年10月25日 22:01
  • うふふ

    ススキは群生していると素晴らしい眺めですね。
    でも、秋はやはり柿ですよねぇ。
    熟してやわらかくなったのより、固い柿が好きです。
    2009年10月25日 22:21
  • 大開桜

    幽霊の正体見たり 枯れ尾花
    2009年10月25日 23:42
  • みず

     純粋な甘柿って少なくて、実は8割くらいが渋柿だって聞いたことがあります。
     渋柿は、完全に熟すまで待つか、途中で人の手を借りなければ甘くならないんだって、、、食べないから、どっちでもええんやけど(爆笑)
    2009年10月26日 00:49
  • HT

    こんばんは。
    わたしはススキが好きです。あの何とも言えない哀愁みたいなものが秋を感じさせてくれます。
    カキは、甘ガキと渋柿の区別がつきません。中に入っていもごま見たいのが多ければ甘ガキと言われてきました。食べてみないとごまが多いか少ないかなんでわからないのにね。
    2009年10月26日 01:59
  • peko^^*

    私も、ススキの風に揺れる様は
    秋の風情が感じられて好きです~♪
    でも、柿の実と比べたら^^
    もちろん柿の方が良いに決まっています!うふふ♪
    だってススキは食べられませんもの。。(爆)
    こんなにたくさんの柿を収穫されて^^
    羨ましいです(^_-)-☆
    この頃、良く柿を買い求めて食べておりますが
    とても美味しいです♪
    2009年10月26日 12:09
  • tatukie

    こんばんは 末摘花さま
    秋の風物詩ですね 芒のなびく様は!
    箱根の仙石原の芒も見事です 一面銀世界♪

    柿は医者いらず^^*v 美味しいですしね
    柿のシャーベット 大好き 美味! 
    写真の沢山の柿が 羨まし~い~です 
    2009年10月26日 21:14
  • 末摘花

    カメさん
    古典には詳しくないです。好きな源氏物語なら読みましたけど、枕草子は齧っただけです(笑)あまりつつくとボロが出ます。

    渋柿は不思議ですよね。干し柿にすると甘くなるんだもの。この甘さもいいですよね~
    2009年10月26日 23:33
  • 末摘花

    mu,choro狸さん
    祖父母達は柿やら桃やら食べられる物を庭に植えていました。食糧事情を考えてやっていたのでしょうか?
    私の母校の小学校はお茶で垣根を作っていましたし、うちの近所もお茶の木を垣根がわりにして茶摘みをしている家もあります。

    今は柿をたくさんは食べる事がないので、ほとんどは鳥のおやつか、そのまま落ちるか…です。頑張って食べたいのですけど限界もあります。
    2009年10月26日 23:38
  • 末摘花

    あっこちゃん
    そうそうススキは名わき役ですね!
    その脇役に目をつける感性のすばらしさ。昔の人の趣って渋くていいです。華やかなのはそれを見せてくれる脇役がいてですね。

    収穫後の柿の木に実を一つ残すんですか?
    何かのおまじないでしょうか?
    私は全て収穫するわけではないので、木の上の方にはいくつか残したままなのです。1つ残すことに何か意味があるんですね?気になるので調べてみます
    2009年10月26日 23:44
  • 末摘花

    オリーブさん
    ススキの野原というのは身近ではなかなか見られなくなりました。
    空き地があれば専らセイタカアワダチソウに占拠されているような気もします。父の実家のあった山の集落はススキばかりの野が広がっています。確かに葉が立派なのはススキの尾が小さいですね。そう言われてみればそうでした。
    鋭い観察眼ですね。
    2009年10月26日 23:51
  • 末摘花

    小春さん
    はじめまして。
    甑島にお住まいなのですね。地図でみたら下甑島に「ひょうたん岳」と言うのがありますね。可愛い名前なので気になりました。
    これからもよろしくお願いします。
    2009年10月27日 00:00
  • 末摘花

    ken/南関さん
    「のさる」って熊本の人は言いますね~。球磨弁でも「のさる」「のさらん」って言ってますよ。宮崎や鹿児島でも言うかな・・・?初めて聞いた時に意味が分かっていたので薩摩弁やらにもあるのかも。
    2009年10月27日 00:04
  • 末摘花

    ぴあのさん
    秋は短いですね。
    宮崎の秋なんて短いです。夏が終わってすぐに冬の様な気さえします
    お月見の頃はまだ夏の様だったのに・・・。
    2009年10月27日 00:06
  • 末摘花

    うふふさん
    私もかための柿がいいです。
    普段はかたいものを避けていますが柿はかたい方がいいですね。
    ブニュブニュの柿はちょっと…
    2009年10月27日 00:08
  • 末摘花

    大開桜さん
    幽霊、お化けと言えばハロウィンが近いですね
    私は枯れ尾花を見ると「昭和枯れすすき」を思い出しちゃいます。
    2009年10月27日 00:11
  • 末摘花

    みずさん
    渋柿が圧倒的に多いんですか~。それじゃ、むやみに手を出さない方がいいかも。
    でも柿って一年に1~2個食べたら十分な気分なんですよね。
    たくさん食べたい!という思いがしないのはなんでだろう…(笑)
    2009年10月27日 00:14
  • 末摘花

    HTさん
    HTさんの甘柿の判断方法の「ごまの様な」というのはうちの父が言っているやり方ですね。父は切ってみてごまがあれば甘いと言っていますが、その場ではなかなか判断できませんね。齧って判断するにも渋だった場合は痛いですよね(笑)。
    2009年10月27日 00:18
  • 末摘花

    peko^^*さん
    柿がお好きなんですね。私は好きでも嫌いでもないのですが、柿はたくさん食べられません。美味しい保存の仕方があればいいんですけど。ノルマのようにして家族は食べています。
    人に配るにもたいていの家には柿の木があるので、減ることは少なく数を増やしてしまう事態にもなりかねません
    2009年10月27日 00:22
  • 末摘花

    tatukieさん
    箱根もススキ野原の風景が良いのですね。
    私の地元には「えびの高原」という所があります。ここのススキは海老色なので「えびの高原」と言うようになったとか。

    柿のシャーベットは家庭でも作れるのでしょうか?
    柿の大量消費につながるかなぁ~。
    2009年10月27日 00:25
  • tatukie

    お早うございます 末摘花さま
    >柿のシャーベットは家庭でも作れるのでしょうか?=
    柿シャーベット TVを見て知りました(1年分入れています)
    洗った柿の水分を取り フリーザバックに入れて
    冷凍庫へ 冷凍柿・・・   凍った柿の果肉を
    スプーンで荒く掬いグラスに^^V 出来上がりぃ
    大量消費につながるかなぁ??です・・・・が
    でも物は試し 一度お試しくださいませ   
    2009年10月27日 09:20
  • 末摘花

    tatukieさん
    情報ありがとございます。
    ただ凍らすだけでいいんですね。すごく簡単
    すぐやれる
    大量消費するには柿を砕いて凍らせてみるのもありまもしれませんね。
    2009年10月27日 20:01
  • いちご

    土手のそばに沢山のススキが咲いてて、
    なんとなく寂しげに感じちゃうんだ。
    サラサラとゆれているのを見るとね。

    そのテン、柿を見ると今年の出来はどうかしら?
    今年の初物を今日頂きましたよ!
    おいしかった!秋を感じるお腹でありました!
    2009年10月31日 21:35
  • 末摘花

    いちごさん
    私はもう3年分くらいの柿を食べた気分でございますよ。しばらくは食べたくないくらい食べました。
    無理して食べることもないんでしょうけど、家にあると消費しないともったいないという強迫観念が…。
    柿が食べられる事に感謝なんですけどねぇ・・・
    2009年11月04日 23:41

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Excerpt:  やはり、秋は薄の穂が美しい季節です。 今年も、穂を伸ばして、太陽に輝きを受ける、薄を撮りました。...
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